文法 – so~that・・・でthatを省略する用法
so~that…でthatを省略できるらしいです。桃本139.の問題から引用します。
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これを見た時の自分の思考です。
- , があるけど接続詞が無い
- よって分詞構文である
- 文頭に分詞が来ない分詞構文ってあったっけなーと思いつつmakingを選択
早速、分詞構文のポイントを忘れています。下記から分詞構文ではないです。
- 分詞構文の場合は主文の主語が分詞の意味上の主語になる
- ⇒makingするのはyou=お客さんではないので選択できない
- ⇒本文の場合は先頭に分詞が来ていないので分詞構文の倒置が起きていると考える事自体がナンセンス。
- カンマの前を nominative absolute (独立主格)と考えた場合は文法的には正しいしかし時制的に意味がおかしくなります。
- 主文と同じ時制になるので意味的におかしくなる。「(今)サイトを改善しているのであなたはもっと前にこのサイトを知っておきたかったらと思うだろう」
- という意味になりますが今サイトを改善しているならそれ以前に知っておく必要は無いです。
独立主格でもなければ Specs online が明らかに主語なので分詞構文ではなく動詞が欠落しているので動詞を選択すると思考するのが正しい。但しこの場合は「接続詞が無いのに2文が接続されている」という疑問は残ります。
「so~that…の接続詞thatが省略されている」という事を知っていて初めて正しく回答が導けます。では詳しく見て行きましょう。
…
まだ、so~that…の用法ではthatが省略できるとしか情報が無い。
参考
- 基本的にはthatは省略しない。でもそれって文章を書くスタイルによる。thatを多用しないというスタイルもある。
https://ell.stackexchange.com/questions/175237/omitting-that-is-so-that
メモ
- 分詞構文と考えた場合は名詞, となり意味不明。
- The rain beginning to fall, he took a taxi. が何故正しい文かを説明し、
Specs online making shopping for glasses online so convenient, you’ll wish you had found us earlier. が何故駄目かを説明できると良い。 - adverbial objective がどういう時に使えるかを考えると良い。
- Advanced English Grammar : Adverbial Objective
- age, miles, weeks, distance, day, time, tilt, night,
- Advanced English Grammar : Adverbial Objective
- SVO, weather permitting の例だと Nominative Absolute である。adverbial objective ではない。
Nominative Absolute
参考:https://pusa-splatoon.net/2019/09/23/gram-nominative-absolute/
分詞構文の場合は主文の主語が分詞の意味上の主語になる
と書かれていますが
The rain beginning to fall, he took a taxi.
でも正しい分詞構文なのですが
それを踏まえ
なぜmakingが違うか解説をお願いします。
なるほど前文を独立分詞構文と捉えたら確かに構文的には正しそうですね。文法、単語の用法からは making が間違いという事が説明できなそうだったので文意から making より has made が適切というアプローチで解説します。
making を選択し独立分詞構文を作った場合は独立分詞構文と主文の時制は同じになります。making 選択時の和訳は「サイトを改善しているのであなたはもっと前に我々のサイトを知っていたらと思うはずです」となます。今サイトを改善しているならそれよりもっと前にお客さんはサイトを知っている必要はありません。
has made を選択すると「サイトが(今から見て過去に)改善されたので(今から見て)もっと前にお客様は知っていたかったと思うはず」となり自然です。
もし独立分詞構文で正しい文章にするなら having made が正しいかなと思いました。
ありがとうございました。